こんにちは、masaです。
日々いろんな方とお話をさせていただく機会が多くなってきて、お悩み相談をされることが増えてきました。
さて、そんな中で、こんな悩みをされたのでご紹介します。
”小学校のバドミントンクラブでコーチをしているのですが、生徒さんが話を聞いてくれなくて、困っています。教えても言うこと聞かないし私だけがやる気がある感じで空回りしています。”
この悩みは多くのコーチが持っている悩みだと思います。
残念:生徒さんが話を聞いていないのはあなたが話を聞いていないっていう話
その通りで、あなた自身の問題なんです。
まずは、この世の法則についてお話させていただきます。
その1:この世は鏡の法則が働いています。
スピリチュアル的な話になりますが、この世は鏡の法則というのもがありまして、今目の前にいる方の行動はあなた自身を映している鏡になっているということです。
あなたが他者に行ったことはすべて、あとでその人、もしくは他の人からそっくりそのまま自分自身に返ってきます。
なので、話を聞いてもらえないのは、あなた自身が生徒さんの話を聞いていないからだということです。
他の言い方では、原因と結果の法則や、因果の法則なんかもいいます。
例
・誰かを褒めればあなたも褒められる
・悪口を言えば悪口を言われる
その2:五感を使わずに話を聞いている
これは、相手の目を見て耳と心で聴いて体を相手にきちんと向けて話を聞く事ができていないと思います。
例えばこんな感じです。
・足を組んだり手を組んだりしたまま話を聞いている。
・用事をしながら話を聞いている。
・体を別に向けたまま耳だけで聞いている。
話を聞いてほしいのであれば、こちらの例文と反対の行動をとれば解決できますね。
これは、バドミントンとかコーチングとか関係なく、人間関係を円滑にするためにすごく大切なことだし当たり前の事なんですが、このことをおろそかにする方が多いと思います。
最近では子育て世代、私たちの世代の親御さんは、子供よりもスマホに夢中になって子供がスマホになりたいと作文で書いているケースがあるようです。
その3:信頼関係を気づけているか
人生においてのコミュニケーションで大切なのはずばり信頼関係だと思います。
あなたが相手の方の話を否定的にとらえたり反発したりするとどうなりますか?
逆に、あなたが相手の方の話を、しっかりと受けいれ、共感したり理解するとどうなりますか?
大切なもの:ラポール(信頼関係)です。
ラポールを築くのは、コーチングにおいてもちろん大切ですが、それ以上に家族関係や職場、夫婦関係も改善でき、より良好な人間関係を築くことができるため、とても重要なスキルになります。
しかし、スキルといっても難しいものではありません。
信頼関係を築くには次の5つのレベルがあります。
たとえ話の方がわかりやすいので、ダンスを例えに話しますね。
1・相手のダンスを踊る(ペーシング)
2・信頼関係が成立する(ラポールが築かれる)
3・自分のダンスに導く(リーディング)
4・相手に影響を与える
5・価値観や信念の一致
まずは相手の踊りを踊ることで距離感を縮めます。
すると、相手は心を開きやすくなり、信頼関係が生まれやすくなります。
人間は、自分という存在を認めてほしい欲求があるので、その心理を利用します。
ペーシングは、相手の話す速度、行動、五感などを一緒にしていき寄り添うように心がけます。
一度、相手の踊りを踊って信頼関係ができると、自分のダンスに誘導した際に一緒に踊ってくれるようになります。
すると、相手は今までで踊ったことのない動きがあったり、技があったりで影響を与えます。
そうすることで、こちらに信頼することになり、信念を共有できることで一致感が出ます。
自分が得たい事があるときはまず、相手を喜ばせること。
これが大事です。
じゃあペーシングとは何か。
相手の動作や話す速さ、言葉の使い方など同じペースに合わせることをいいます。
リーディングとは何か?
ラポールが成立すると、自分が望む変化を起こすことで、相手をその変化に巻き込むとができます。
それがリーディングです。
このように、相手の話を聞いてほしいという思いがあるならば、まずは自分が相手の話を聞いて、一緒の体験や情報を共有しないといけません。。
相手が何を望んでいるのかを観察することが大事になります。
信頼関係を築くとお互いが良くなる
コーチングをする上で最も大切なことが、このラポールです。
ラポールが上手い方は人生を楽しめますし、楽に生きられるようになります。
ラポールについてはとても重要なので、後日スキル等の記事を書きますね。
まとめ
1・この世の法則をきちんと理解してくこと。
信じるか信じないかはあなた次第です!って感じの話ですが、昔のことわざでも
”人の振り見て我が振り直せ” というように
他人は自分の鏡だということを先人たちは理解していたんだと思います。
鏡の法則で検索するといっぱい出てくるので参考にしてみてください。
2・人の話を聞くときは五感をフル活用させてきこう。
目は口ほどに物を言うというように、情報量が多いものが目になります。
まず、相手の話を聞くときは必ず目を見て話しましょう。
どうしても目を合わすのが苦手な方は眉間を見たりして直接目を見ず、周辺の部位を見るようにすると効果的です。
3・ラポールを形成しよう。
信頼関係を築くことが何よりも大切なことです。
信頼関係がない職場やクラブではまず発展することはないでしょう。
そればかりか人がどんどんいなくなり、最後は存続することが難しくなってくるでしょう。
以上が今回の内容になります。
もしわからないことがあれば、お気軽にメールをしてください。
あなたの気づきが多くの方を勇気づけるかもしれません。
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